この憲章は、一般メンバー(GM)と運営委員会(SC)の活動と責任を定めるものです。TODO Group には、アソシエイト組織に所属する人、OSPO の実践者、オープンソースプロジェクトやコミュニティの貢献者など、多くの人が参加しています。行動規範を守る個人の参加を歓迎します。コミュニティへの参加方法をご覧ください。
1. TODO Group のミッション
TODO Group は、企業のオープンソースへの関与に関する重要な方針やプロセス上の選択肢を明確にし、ベストプラクティスを促進するツールと教材を作成することを主な目的とします。
2. 一般メンバーシップ
一般メンバーは、組織の部門や製品群を横断してオープンソースを推進し、OSPO の運営に深く関わる人々で構成されます。実践を通じ、OSPO の設立・参加、社内教育、開発者と非開発者による外部コミュニティへの参加を導く取り組みについて経験を持ちます。
参加要件を満たす人は一般メンバーとして参加できます。要件を満たさなくなった場合は、投票権と隔週の一般メンバーミーティングへの参加権を失い、名誉メンバーとなります。
参加要件
- いずれかのレベルで Linux Foundation に加盟する組織の従業員、労働者、チームまたはスタッフのメンバーであること。
- 複数の部門、製品、部署にわたってオープンソースを利用または貢献する開発チームを持つ組織に所属すること。
- オープンソースプロジェクトに関する組織の方針、プロセス、貢献を管理、監督、指導する役割にあること。
- 所属組織が、ほかの OSPO へのソリューション提供によって収益の大きな割合を得ていないこと。
一般メンバーの権利
- TODO のワーキンググループ、ミーティング、取り組み、イベント、その他の活動に参加すること。
- 所属組織が TODO Group のメンバーまたは参加者であると表明すること。
- 運営委員会の選挙に候補者を 1 名推薦すること。
3. 運営委員会
責任
- プログラムマネージャーと連携して日々の運営を管理すること。
- 事業・広報に関する事項を監督すること。TODO の名称、ロゴ、ブランドを使う新しいプログラムや取り組み、スポンサーシップ、推奨での使用の承認を含みます。
- ワーキンググループの承認、変更、廃止を行うこと。
- LF の承認を条件として、行動規範、商標方針などの方針、規則、手続きを採用・維持すること。
- 運営委員の推薦、選挙、任命の手続きを承認すること。
- 運営委員会が設ける役職の推薦・選挙の手続きを承認すること。
- 委員会に提出されたすべての決定事項について投票すること。
構成
- 専門知識、オープンソースプログラム管理の発展への貢献、経歴と意見の多様性に基づいて推薦または任命します。
- 一般メンバー 7 名で構成し、5 名を選挙で選び、2 名を任命します。
- 任期は選出または任命の翌年 1 月 1 日から、その 2 年目の 12 月 31 日までとします。
- 毎年、その年末に空席となる選挙枠を補充する選挙を行い、9 月に推薦と投票を行います。
- 毎年、その年末に空席となる任命枠 1 名を、10 月に現職の委員が任命します。
- 偶数年は選挙枠 2 名と任命枠 1 名を補充します。
- 奇数年は選挙枠 3 名と任命枠 1 名を補充します。
- 辞任などで任期を完了できず、残りの任期が 6 か月を超える場合は、残る委員が後任を任命できます。後任の任期は前任者の任期終了日までとします。
- 残りの任期が 6 か月以下の場合は、予定された選挙または任命まで空席とします。
- 運営委員の任期は 2 年です。
- 選挙は Cornell のオンラインサービスで Condorcet-IRV 方式を用います。方式やサービスは、現職の委員 5 名の承認投票で変更できます。
解任
次の場合、委員は解任の対象となります。
- TODO Group 行動規範への違反。
- 正当な理由のない、連続 2 回の運営委員会ミーティングの欠席。
- メール、リアルタイムチャット、対面での投票や活動に、連続 8 週間を超えて参加しないこと。
残る現職委員全員の過半数によって解任を決定できます。運営委員会で解決できない事項は Linux Foundation に付託します。
4. 役職
運営委員会はチェアを選出し、必要に応じてほかの役職を設けて選出できます。役職者は毎年選出し、再任回数に制限はありません。
5. 投票
決定は対面、電話会議、メール、リアルタイムチャットなどで行えます。会議での決定には定足数を満たしたうえで参加委員の単純過半数の承認が必要です。定足数は 5 名です。会議を開かず電子的に投票する場合は、委員全員の過半数の承認が必要です。
6. ワーキンググループ
一般メンバーを含む誰もが貢献でき、TODO のミッションを進めるワーキンググループを設けます。対象には、次の内容を含みますが、これらに限定しません。
- 組織のオープンソースへの関与と運営の管理を支える、十分に文書化されたソフトウェア。
- オープンソース運営の管理、利用・貢献のベストプラクティスの実施について提案するブログや Wiki。
7. 運営原則
メンバーミーティング
電子的または対面で開催できます。対面の場所と時間は運営委員会が決めます。少なくとも四半期に 1 回開催し、開催方法と参加案内を、有効な資格を持つ一般メンバーに適切な余裕を持って通知します。
連絡手段
会議外の公開の連絡は、公開メーリングリスト、リアルタイムチャット、Issue トラッカー、ソースコード管理システムで行い、メンバー以外もアクセスできるものとします。
一般メンバーミーティング以外の非公開の連絡は、一般メンバー限定のメーリングリストと専用チャットで行います。TODO GitHub 組織の Issue トラッカー、リポジトリ、その他のサービスは技術的な連絡として常に公開します。
守秘
会議中の対話にはチャタムハウスルールを適用します。上記の非公開の連絡はメンバーに限定し、公表を認めません。上記で公開と定めた連絡は公開します。
8. 独占禁止に関する指針
全メンバーは Linux Foundation の独占禁止方針に従います。競合関係にかかわらず、参加要件を満たすあらゆる組織の参加を促します。全メンバーに共通して適用する基準や要件以外の理由で排除しません。
9. 一般規則と運営
- 一体的なコミュニティを保ち、オープンソースコミュニティにおける Linux Foundation の信頼と評価を維持するよう、専門的な姿勢で活動します。
- ブランドや利用ガイドラインを含め、すべての商標権者の権利を尊重します。
- 報道・アナリスト対応は Linux Foundation と連携します。
- 要請に応じ、主催イベントの参加状況を含むプロジェクト参加の情報を Linux Foundation に提供します。
- TODO のために直接作成するウェブサイトについて Linux Foundation と調整します。
- 運営委員会が承認し Linux Foundation が確認する規則と手続きに従います。
- Linux Foundation の非課税目的に反する行動を、TODO のために行うよう期待または要求してはなりません。
10. 知的財産に関する方針
- すべての貢献には Developer Certificate of Origin に基づくサインオフを付けます。
- 新規コードの貢献には Apache License 2.0、または DCO に従って貢献者が明示する OSI 承認済みの別のオープンソースライセンスを適用します。文書は Creative Commons Attribution 4.0 International、または DCO に従って貢献者が明示する OSI 承認済みの別のオープンソースライセンスで提供します。
- 公開するコードには、受け入れ時の貢献のライセンスを適用します。
- 別のライセンスでの貢献に関して、一般メンバーは運営委員会に異議や懸念を提出できます。
11. 改正と通知
在任する運営委員全員の 3 分の 2 の賛成と Linux Foundation の最終承認によって、いつでも憲章を改正し、追加の規則を採用できます。